FAQ

ご内定後によくいただくご照会について回答を掲載します。


●工場職の配属先・居住地について

・入社試験時に希望した配属先となるのでしょうか?

 工場職(製造職、検査開発職、機工職、業務管理職)の配属先は、岩見沢工場、栗沢工場、紋別工場の三か所となります。

ただし、紋別工場のみ内々時にご本人宛お伝えしていますが、岩見沢工場、栗沢工場については年明けの2月上旬までに配属先を決定し通知します。

内定者説明会で配属先の通知がなかった方々は、岩見沢工場か栗沢工場のいずれかの配属となります。

 

・入社時の居住地は「市内」とお聞きしましたが?

工場職(製造職、検査開発職、機工職、業務管理職)の居住地は、岩見沢工場と栗沢工場が原則「岩見沢市」、紋別工場が原則「紋別市」となります。岩見沢市近郊の栗沢町や北村も市町村合併で「岩見沢市」となっており、これらも「市内」に含まれます。

居住地を岩見沢市内としているのは、朝が比較的早い業種であることや冬期間の交通事情から「工場から近隣であることが望ましい」との理由からです。また、新入社員の方は、ご入社3カ月間はパートさんの乗車する市内送迎バスで通勤していただくことも理由としてあります。


●マイカー通勤・運転について

・入社後3カ月間はパートさんの乗車する送迎バスでの通勤とお聞きしましたが、初めからマイカーで通勤したいのですが?

結論からお話しすると「認めていません」。

パートさんと一緒に送迎バスに乗っていただくことは、いくつかの理由があります。

①新卒者の方に「車」を準備していただく期間、3カ月間のインターバルとしての意味合い。

②社員はパートさんと関わることも多いため、双方で慣れていただく(顔を知ってもらう)との意味合い。

③入社3カ月間は試用期間(準社員)であるため「事故」のリスクから新入社員を守る意味合い。

このような理由からです。

また、入社3カ月間は「定時退社」のため、パートさんと出社、退社の時間帯が同じということもあります。

昨今は入社前から車を保有している学生さんはかなり「少数派」です。時代背景としては①の理由が大きくなってきています。

 

・営業職のマイカー通勤は不可、工場職は可とお聞きしましたが? 

北海道営業所(岩見沢工場内)以外の営業職の方の「マイカー通勤」は原則禁止です。駐車スペースがないというのが理由です。公共の交通機関、徒歩、自転車等での通勤となります。

また、工場職の方は、ご入社の3カ月間は定時勤務体制のため送迎バスによる通勤ですが、4カ月目からはマイカー通勤が原則となります。工場の近隣に居住の場合は徒歩や自転車通勤も認めていますが、パートさんの送迎バスによる通勤はできなくなります。

 

・慣れない運転、冬道の運転が不安です

 学生時代から車を持ち、日常的に車を運転していたという方は少なく運転に自信がない、不安な方は多くいると思います。

そういった面からもご入社後3カ月間は送迎バスでの通勤をお願いしております。

岩見沢の道路状況は札幌ほど交通量はありませんが、時間帯によっては国道など混雑する道もあります。

中でも一番気になるのは雪道ではないでしょうか。雪により道幅が狭くなることもありますが、頻繁に除雪も入るのでそんなに心配することはないと思います。

冬道の運転に自信のない方は教習所などの冬道講習などに参加されるといいかもしれませんね。


●岩見沢での暮らし・引越しについて

・岩見沢はどんな街かわからなくて不安です

  岩見沢は「暮らすには不自由のない」街です。

生活していくうえで必要なもの(食品・生活雑貨)は十分揃いますし、病院も多数あり不自由なく暮らしていけます。

冬場の雪は大変ですが、温暖化のせいか降雪量は減少してきており雪害による影響も殆どありません。

会社から車で5分~10分程度のところに社員が多く住んでいる住宅街もありますので、休日には交流もあるようです。

札幌までも電車やバスで40分~50分程度、車でも1時間ほどで行けるのでショッピングやイベントに参加することも簡単です。

 

・引越しはどの時期に住宅はどんな地域に決めればいいですか?

 就職を機に一人暮らしを始める方も多いと思います。初めての土地で初めての一人暮らしは不安ですよね。そんな方のために内定者ページの「賃貸住宅ご案内」ページで岩見沢の住みやすい地域や社員が多く住んでいる地域などを紹介しています。ぜひ、参考にしてください。

(紋別市や埼玉県についても少し紹介しています)

お部屋探しの時期は大体1月下旬から2月中旬くらいまでに済ませ、3月中旬から下旬には住み始める方が多いと思います。

不動産会社さんはどこを利用してもいいですが、岩見沢のオークさんやアパマンショップさんで契約すると仲介手数料が軽減しお得です。


●職種ごとの社員交流について

・職種ごとに交流などはあるのでしょうか。

 製造職、検査開発職、機工職、業務管理職については工場職になり、配属先が同じであれば働く場所も同じなので交流は先輩・後輩問わずあります。

時には職種関係なく休日に集まったりもするようです。他にも会社行事として忘年会や新入社員歓迎会もありますので他職種の社員と交流する機会はあります。

 営業職については配属となる支店・営業所単位の交流が中心となりますが、仕事上のやり取り(クレーム品の調査依頼・商品製造依頼など)は特に検査開発職や業務管理職とよくあります。

配属先は別々でも4月の「入社式・新入社員研修」は全員、岩見沢工場で開催しますので同期同士の交流を持つことはできます。


●栗沢工場・紋別工場について

・説明会などでは岩見沢工場の紹介が多かったですが、他の工場の様子も知りたいです

 栗沢工場は岩見沢工場から車で20分程のところにあります。フライドポテトや野菜ペーストなどの製造を中心に農産品の一次加工を行う凍菜工場です。岩見沢工場のコロッケ製造に使用する原料の加工・供給など大きな役割を担っています。

また、2017年には工場内の機械設備を一新し、JFS-B規格という認証規格を取得している工場です。

 紋別工場は紋別市の中心街に工場があり、登記上の本社になります。帆立貝柱やイクラの醤油漬けを中心に水産品の加工を行っています。高度衛生管理型帆立工場も併設し、ヨーロッパ輸出のためのEU HACCPも取得しています。

また、漁業部があり自社でトロール船も保有しているのも特徴で、水産品を相手にしているため時期により製造する製品が変わります。

どちらの工場も社員数は岩見沢工場に比べると少ないですが、その分先輩や上司との距離が近い職場環境となっているようです。

 栗沢工場については「新入社員研修」で工場見学を実施します。


●パート従業員について

・どんな方が働いているかわからず、入社後パートさんとうまくやっていけるのか不安です

 当社のパート従業員はどこの工場も殆どが女性従業員で、中には20代の方もおりますが平均で50~55歳の方が働いています。

皆さんのご両親や祖父母の方の世代ですが、毎日元気に時には力仕事もこなしています。

勤務している多くの方がベテランさんで入社後、何もわからない新入社員に仕事を教えてくれます。

年配のパートさんが多いので人間関係に不安になる方もいるとは思いますが、優しい方ばかりですし、入社後3か月間の送迎バスではパートさんと一緒ですので自然と仲良くなれますよ。

  人数(%:女性) 平均年齢
紋別工場 25人(100%) 55歳
岩見沢工場 110人(95%) 50歳
栗沢工場 30人(100%)  55歳 

●入社後2~3年の研修やキャリアプランについて

・検査開発職のキャリアプラン

入社3か月は、パートさんのラインに入っていただき製造現場の経験を積みながら、検査室の先輩について実務経験(主として品質管理検査)の習得していきます。

一口に検査開発職と言っても大別すると三職種あり、①生産がルール通り行われているか確認する(微生物検査、製品規格確認、工程検査)「品質管理」、②お客様のニーズに合う新製品開発、既存商品改良の試作を行う「商品開発」、③工場運営のコンプライアンス検証や社内ルール起案・策定を行う「品質保証」に分かれています。このほかにクレームの対応やクライアント各社の品質管理部対応など奥の深い職種です。

農学系や食品系の知識はアドバンテージにはなりますが、さまざまな知識や対応力を求められる部署でもあります。皆さんの適性も勘案しながらキャリアを積んでいただくことになります。   


・営業職のキャリアプラン

 営業職の新入社員は先輩の営業に帯同しながら業務を学びます。もちろん初めはマナーや資料の作成方法など基本的なことを座学形式で学んでから営業に出ます。

近年は研修期間を半年程度とし終了後、担当を持って業務を行ってもらっています。担当を持った後も、先輩社員のサポートもあり余裕のあるスタートが切れます。

営業職の業務内容としては、お客様との商談だけでなく書類作成や電話対応など事務的な業務や展示会への出展、クレーム品の調査依頼のため工場との連絡業務などもあります。

また、工場での現場研修も入社後3年以内に実施され、1週間かけて3工場を回り現場の仕事を体験していただく研修も行われます。

 営業職の転勤は定年までに2~3回程度ですが、キャリアを積んだあとは本拠地申請した地域から転勤のない「一般営業職」と転勤のある「総合営業職」を選択することができ、ライフプランとキャリアプランに合わせた仕組みも用意しています。


●社員のライフスタイルについて

・工場職

 当社の工場は昨今の製造業では珍しく、24時間操業をしていないため原則シフトなどがなく、日々の出勤・退社時間に大きな差がありませんので生活習慣(ライフスタイル)を大きく変えることなく生活できます。

 工場の稼働開始時間が8時なので社員はその前に出社し準備などを行います。出社したらお昼休みも工場で過ごしている方が多く、1日中社内で過ごす方がほとんどです。お昼はお弁当などを持参し、食堂で社員もパートさんも同じ空間で食事します。

退社時間は、工場稼働終了後の製造業務が多い「製造」では1・2時間程度の残業になることもあり、作業工程の関係から「検査開発」は比較的早く退社している社員が多いです。

ただ、職種の中でも部署・製造予定・稼働状況・繁忙期などによって変動するのであくまで参考としてお考え下さい。

 終業後は、比較的退社時間の早い方だと習い事や趣味などを行っている方もいるようです。工場社員で終業後に社員同士飲みに出かけたりすることはあまりないです。出勤時間が早いことや退社時間がバラバラであること、車通勤であることが理由です。

休日は一部の土曜出勤日を除き、土日はお休みなので社員は家族サービスをしたり、趣味の釣りやゴルフに出かけたり…それぞれの休日を過ごしています。中には社員同士で交流がある方もいるようです。

また、工場職社員はリフレッシュ休暇を取得できるため工場の稼働状況に合わせてお休みを取り、連休を利用して道外・海外に旅行に出かける方もいます。 

・営業職

 営業職の1日の仕事は担当エリアやスケジュールによって変わりますが、8時半までに出社し、商談がある日でも17時半ころには会社に戻ることが多いです。商談に行く前には、見積書作成などの事務作業の他にもサンプル調理なども行います。お昼は営業に出てるときも会社にいるときも外食をすることが多いです。

商談から戻ったら残りの事務作業などを行いますが、営業事務所は最終退社19時を決め事としているためそれまでには必ず退社します。

 終業後は、先輩社員や同期同士で飲みに出かけることも少なくないようです。早く退社できた日などは映画を観に行ったり、習い事をしている社員もいます。

 休日は完全週休二日制のため、土日が必ずお休みなので友人との予定なども立てやすく、遊びに出かけたり、同じ趣味をもつ社員同士で集まったりもあるようです。


●研修制度について

 ・新入社員集合研修

 まず、一番初めに受ける研修は「新入社員研修」です。4月最初の出勤日の「入社式」と合わせて2日間に渡り全員岩見沢工場にて実施します。主な研修内容は「グループディスカッション」「衛生管理研修」「安全衛生研修」「就業規則研修」の他に岩見沢工場と栗沢工場の「工場見学」もあります。

・業務習得日誌

新入社員研修終了後は、それぞれの配属先への勤務が始まり同時に「業務習得日誌」の運用も始まります。日誌は学んだことをまとめてもらい、先輩や上司にもコメントをもらうことでコミュニケーションのツールとして活用しています。

工場職のOJT期間は3カ月で7月からは各部署へ配属されます。営業職は半年間のOJT期間があり、終了後は担当をもち1人で業務を行っていきます。

・2次研修、工場研修(営業職)

OJT終了後の研修で必ず実施するものとしては「2次研修」と営業職の「工場研修」です。

「2次研修」は秋(10月~11月頃)に全支店合同で岩見沢工場で開催します。4月の「新入社員集合研修」後、2回目の同期入社メンバーが揃う研修となります。

前日夜には「懇親会」も開催し入社半年間の情報交換や同期交流ができます。

 営業職の「工場研修」は入社1年~2年目の間に三工場の現場業務を経験してもらうために実施するもので、1週間程かけて研修を行います。

この研修で得た経験や知識を基に改めて営業活動を見直し、お客様へより詳しい情報提供を行える機会として実施します。